ココカラメンテナンス

ココ(心)カラ(体)をメンテナンス(癒す)するためにはどうすればいいの?私たちのあり方から体のあれこれまで、発信します。

あなたの不調、ほんとうに「治りたい」と思っているか

 

こんばんは。ヒーラーのNAORUです。

最近めっぽう涼しくなってまいりました。

涼しくなると頭も働きまして、逆にブログの内容も深くなりすぎてよくわからなくなり公開できないという失態を繰り返してます。

今日こそは!

 

ということで、あなたはいつも絶好調、元気バリバリでしょうか。

 

そうだよ!なんていう人はなかなかいないでしょう。

病気の方もいれば、そうでなくともやれ睡眠不足だの肩こりだの便秘だの頭痛だのと、何かしらの不調は誰しもあるものかと思います。

 

さてそんな不調、あなたは治りたいと思っていますか

「治りたいと思ってるに決まっている」ほとんどの方は言われるでしょう。

ええ、そうですよね、調子はいい方がいいのに決まっています。

けれども、ほんとうに治りたいと思っていますでしょうか。

 

からだの不調はこころに深くかかわっています。

たとえば子どもの頃、学校に行きたくないと思っていたらちょうど熱が出たりお腹が痛くなったりして学校を休めたなんてこと、私はありましたが(笑)あなたはいかがでしょうか。

もしかしたら熱が出たから学校に行きたくなくなったのかもしれませんけれどね。

 

これはつまり

目的: 学校に行きたくない行きたくない行きたくない

行動: …と考えていたらお腹が痛くなった

結果: 学校を休めた

ということで、目的を達成しています。

 

たとえば一部のこころの病気もそうかもしれません。

目的: ブラック企業でこころもからだも疲れた、本当は休みたい

行動: …と悩んでいたら通勤途中で吐き気やめまいに襲われるようになった

結果: 仕事を休めた

 

もちろん、そうなると家族が困る、生活が困るから休めない、と思っている。

けれど、こころとからだはあなたが不安に思っているのを回避したり本当に欲していたりする方に動きがちです。

 

私の母がいい例です。(本人が見たら怒るだろうな…)

目的: 病気が進行して動けなくなったら子どもに面倒をみてもらいたい

行動: …といつも思っていたら症状が進行した

結果: 子どもが頻繁に家に来てくれるようになった

 

と、こうしてどんどん病状が悪くなっておりまして、このことに途中で気づきました。

この時のお話は、こちら。

kokokaramente.hatenablog.com

 

ちなみに、私が彼女の考え方を変えたのではありません。

私は伝えて私自身の行動を変えただけ。

  • ”結果”を具体的にイメージしてもらった(症状が進行したら自分の状態がどうなるのか、それは自分にとってうれしいことなのか)
  • 彼女にとっての ”良い結果=子どもが頻繁に家に来てくれる” は確かでないことを伝えた(体が悪くなったからといって世話ができるかわからない)
  • 母の「痛い」「悪い」の言葉に何かと心配してたが、彼女を信じて余計なことをしなくなった

 

すると彼女は「動けなくなって趣味もできなくなるのは嫌だ」「子どもが世話をしてくれるとは限らない、動けないと困る」ということで、行動が変わりました。

目的が目的でなくなった感じですかね。まだときどき迷うようですが。

最近は表情も良くなり、少し改善に向かっているようです。

とても大変な子育て時代を経験してきた母なので、もしかしたら休みたくて病気になったのかもしれないなと思ってます。

 

このように目的自体をなくす、変える、違う方法で実現する、ということで行動(不調)が変わることもあるということです。

 

たとえば先ほどの子どもの例でいくと、子どもに

「無理して学校に行く必要なんかぜーんぜんないんだよーん」って親や周りの大人が本気で明るく伝えて、「普通に休んでいいんだ」と思うと、毎日痛かったお腹が痛くなくなったりするかもしれない。

 

すべての方の不調や病気があてはまるなんて乱暴なことは言いませんが

 こういうことがあるかもしれない、と思ってみると

意外やこころが軽くなって、ついでにからだも軽くなったりするかもしれない。

 

施術させていただいたクライアント様で、明らかにからだはほぐれてきているなーとわかるのに、ご本人は「よくなったと感じない」という方がまれにいらっしゃいます。

私の力が及ばない、それは確か。なのでとても勉強になります。

その上でその内容に関してはからだのほぐれが十分でなかったのでなく、「ほぐれたくない」という思考がじゃましていることもあります。

 

どちらもほぐすのがわたしの仕事。精進します。

 

こころとからだ、とても深いです。

ご参考になりましたら、さいわいです。